そうはいっても

生活のなかで感じたこと、はまっていることをジャンル問わず記事にします。

スポンサーリンク

ポールが好き

私がまだ高校生の頃、休日の暇を持て余してツタヤで立ち読みをしていた時、ある曲がBGMとして使われていた。

その曲はとても心地よいピアノのイントロで始まり、よく耳に馴染む。

徐々に盛り上がっていくこの曲は最初から最後まで嫌なフレーズが一つもなく、全てサビの様で一級品のフレーズが連続した。

高校生の私がそれまで聞いていた曲には無い圧倒的なセンスと心地良さを感じ「こんな曲があるのか」とその場で衝撃を受け立ち尽くした。

後にその曲がLet It Beだと分かりビートルズのファンになってしまったのは言うまでもない。

 

それから私はバイトで稼いだお金でビートルズのアルバムを買いあさり、貪る様に聞いた。

ふと気づく、好きな曲のほとんどがポールマッカートニーの曲ではないか!

Rady MadonnaやSgt.、Golden Slumbarsからのメドレーは圧巻でなんどもリピートした。挙げればきりが無い。

もちろんLet It Beも何百回と聞いた。

 

その後ソロも聞いたが、好きな曲はあってもビートルズほどの衝撃は無かった。

YesterdayやFool On The Hill、The Long And Winding Roadなど、どれか一つでも作ることが出来たなら伝説になれるであろう曲を、全て作った男が、なぜソロではビートルズに成れないのかと思っていた時、僕の中で急にジョンレノンが存在感を増してきた。

ビートルズ時代はレノン・マッカートニーとクレジットされていても実際はどちらかが一人で作っていることが殆どだった。

だが、二人は曲を作りレコーディングする過程でアイデアを出し合っていたことがソロとビートルズの大きな違いだった。

つくづくこの二人が同じバンドを組んでいたことが信じられない。

A Day In The Lifeなんかジョンレノンの日常を歌う歌詞と幻想的なメロディにポールの曲とアイデアがうまく合わさった二人の最高傑作だと思う。

 

ビートルズのライブに行きたくなった。

でもそれは叶わない。唯一叶うとすればポールのライブに行くことである。

しかし、当時最後に日本でライブを行ったのは2002年でそれ以来何年も来日していなかった。

 

私は高校を卒業し、社会人になり数年経った頃、ビッグニュースが舞い込んだ。

2015年4月ポールマッカートニー来日

もちろん興奮しながら僕はチケットを即買いして、生で伝説の曲が聴けるのを楽しみにした。

そう私は当時から8年ほど経っていたのだが未だにビートルズとポールを聞いていたのだ。

当日、ワクワクしなが京セラドームに会場入りした。

彼はその前の国立競技場で予定されていたライブをドタキャンしていたので私はポールが「会場入りをした」というニュースを見ても目の前に現れるまでライブが行われる確信を持てずドキドキしていると照明が落ちてオープニングムービーが流れ始めた。

満員の観客と一緒に今か今かと待ち受けていた時、彼は万雷の拍手の中、ついに私の前に現れた。

たっぷり2時間半、水も飲まずにパワフルな歌声で歌いきった。

Let It Beを歌った時なんとも言えない気持ちになった。

あの時ツタヤで聞いたあの曲を、作った本人が歌ってくれている。

私はとても贅沢で素晴らしい体験をしていた。

今年の4月に行われた東京ドームへも、もちろん足を運んだ。

75歳ということもあり私は声が出るのか、パワフルなライブができるのかと、とても不安だったが、それは杞憂に終わった。

むしろ前回より声が出ていてセットリストも前回より素晴らしいものだった。

未だにスリムな体型と声量を維持して高齢になってもファンのために素晴らしいパフォーマンスを繰り広げる彼を見ていると私はとても勇気付けられる。

これからも一生彼とビートルズのファンであることを誓った。

 

 

広告を非表示にする

スポンサーリンク